【完全版】第一種衛生管理者試験の勉強法はこれだけで十分

  • 2019年10月14日
  • 2020年3月22日
  • 勉強

第一種衛生管理者試験と言われてもどんな試験か分かる人は少ないと思います。

ただ、どの会社にも必要となる資格なんですね。
だから、受験する人の大半は会社から言われて受験していると思います。
まぁ、つまり受験したいというモチベーションは高くないけど、取らないといけないという感じだと思います。

僕も同じで、「めんどくせー」と思いながら受験しました。
そして「楽してー」と思い勉強していました。
しかし色々検索してみても、第一種衛生管理者の勉強法が書かれている所がなかったので、ちょっと困りました。

今回は実際に勉強し、合格してみてどのように取り組めばいいのかをまとめました。

 

管理・監督者になる立場の人には必須になる資格です。
多くの人の参考になればと思います。
初めは試験の概要を説明していますので、勉強法に興味ある方は飛ばして見てください。

 

ちなみに第二種衛生管理者を受験する人にも参考になります(出題範囲が狭いだけ)。

第一種衛生管理者の試験概要

まずは試験範囲と問題数の確認です。

・関係法令(有害業務に係るもの):10問
・労働衛生(有害業務に係るもの):10問
・関係法令(有害業務に係る以外のもの):7問
・労働衛生(有害業務に係る以外のもの):7問
・労働生理:10問
  合計:44問
すべて5択の選択マークシートになります(正誤問題が中心です)。
はっきり言って範囲はかなり広く、ここが難しさとなります。
しかも、ほぼ暗記系の問題なので、知らないと分からないという類の問題になります。
暗記が苦手な人には結構キツイです(僕も暗記嫌いなので、苦労しました)。
ただ、下にその対応方法も書いているので、是非参考にしてください。
そして、「合格基準」ですが、下記の様になっています。
各科目ごとの得点が40%以上で、かつ、合計点が60%以上であること
つまり、10問の科目では4問以上正解し、7問の科目では3問以上正解して、かつ、全体で27問正解する必要があります。
苦手な所をまるまる捨てるという選択は出来ません。
また、全体の出題範囲が広いので、どこかを捨てると致命的になってしまう場合もあります。
そのため基本はすべての範囲を勉強する必要があります。

試験時間の実状について

試験要項を見ていて一番驚くのが試験時間です。

試験時間:3時間

えっ、長い・・・。TOEICより長い、問題数が少ないのに・・・。

ただし、実は1時間経過後には退出が可能です。はっきり言って、3時間も入りません。
ですので、自分の出来を見て、その後のスケジュールを決めて大丈夫です。

 

合格率を見てみる

では、合格率を見てみましょう。

実施年 受験者数 合格者数 合格率
2018年 67,080人 29,631人 44.2%
2017年 65,821人 29,636人 45%
2016年 61,500人 28,003人 45.5%
2015年 55,129人 30,587人 55.5%
2014年 53,111人 29,922人 56.3%

参考URL:https://jqos.jp/kokka/eiseikanrisha

なんか直近下がってない?
ちょっと調べてみても理由が分からないですが、出題傾向の変化の可能性があります。
そのため、直近の過去問の対策は必須と考えられます。また受験者は増加してい需要の増加が伺えます。

 

試験日と合格発表について

次は試験日についてです。基本的に毎月開催されていますので、勉強のスケジュールは立てやすいと思います。

詳細な試験日は公式HPでご確認ください。

 

合格の発表ですが、試験受験後から約1週間後には合否が分かります(試験会場で異なると思いますので、試験当日に確認してください)。
こちらの結果も公式HPで確認出来ますので、自分の受験番号を控えておき、ご確認ください!

第一種衛生管理者合格発表はこちら

 

勉強方法の方針

それでは、勉強方法についてです。

はっきり言って、過去問の暗記、これがメインです。
とにかく、過去問をやる。これが基本となります。
なぜなら似た問題もしくは同じ問題が7-8割出題されるからです。
逆に言うと、見たことのない問題(もしくは大昔に出題された問題)が2割程度は出題されます。
しかし、どの問題もですがちゃんと大切な項目を覚えておけば解答可能です(そりゃ当たり前)。

そのため、勉強方針は下記になります。

①過去問を解く
②全く分からない所を参考書で学習
③解いた過去問(直近2-3年分)を暗記する
⇛答えの「理由」を暗記する事

過去問の入手方法とおすすめの参考書はこの後に紹介します。

問題のほとんどは正誤問題となっています。
「正しいものはどれか?」、「誤っているものはどれか?」という問が基本となります。
そのため、各選択肢に対して必ず正しい理由や誤っている理由があります。
この理由を中心にしっかり暗記してください。

暗記方法ですが、僕が使った方法は過去問に暗記する項目を書き込んで何回も見るという方法を取りました。
過去問には下記の写真の様に、どこが大切なのか、何を記憶しておくべきかを赤字で書き込み、それを時間が空いた時に繰り返し見るように心がけました。
この時、正誤の理由を調べるのも結構勉強になるので、おすすめです。

過去問を手に入れる方法

過去問はネット上で無料で手に入ります。そのため、過去問にお金は払う必要はありません。

解答と解説まで付いているものがありますので、そちらを上手く活用してください。

注意点としては、必ず最近のものから実施してください。出題傾向が一番近いためです。

 

第一種衛生管理者の過去問はこちら

 

第一種衛生管理者試験におすすめテキスト

それではおすすめのテキストについてです。

僕が使ったのは下記の参考書になります。
この参考書は上記で書いた勉強方法に非常にマッチしています。
各単元毎に分かれており、解説と問題が用意されています。
しかもその問題は過去10回分の過去問から抽出されたものになっています。
これを見れば、この単元では過去にどんな問題が出題されたかがすぐに分かります。

正直、テキストの厚みが2cmくらいあって、これ全部覚えるの無理って最初思いましたが、何回もやっているとほぼ覚える事が出来ます。毎年最新版が出ると思いますので、最新の物を購入してみてくだいさい。

 

解答時の注意点

ほぼすべて「正誤問題」なので、この時特有の注意点があります。

「適しているもの」を選ぶのか、「適さないもの」を選ぶのか確認する
簡単に言うと、ちゃんと問題文を読め、ってことです。
といっても、よくミスる点になりますので、落ち着いて問題文を読んでから解答してください。

おまけ:関東安全衛生技術センターへの行き方

最後に関東の人限定で必要な情報をお伝えします。

それは試験会場である関東安全衛生技術センターへの行き方です。
なんでこんな所でやるの?ただのマークシートテストなのに、って思いましたが仕方ない。

まずは「五井駅」まで行きます(ここまでは各自調査してください)。
駅に着いたら、改札出て左に向います(東口)。
すると下の写真の様な看板が出ていますので、そこの階段を降りると、直通のバスが待っていますのでバスに乗って会場にむかってください(200円でSuica使えます)。
一応、相乗りタクシー(一人600円)というのもあるのですが、駅から会場まで約20分なので立っててもバスで十分だと思います。

あまり情報がないので、ここに残しておきます。

ちなみに会場には結構座るスペースがあるので、早めに行って勉強することも可能です。

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