【勉強法】統計検定2級で統計をしっかり学ぶ

  • 2019年4月11日
  • 2021年5月29日
  • 勉強

仕事で「統計」を使う機会が増えてきて、しっかり基礎を学びたいなと思っていました。
別にものすごく高度な理論を知りたい訳ではなくて、基礎を学びたいと。
あと、最近流行りの機械学習やディープラーニングにも統計学が必要と知って、ますます勉強しないとと焦っていました。

ただ、「何を」、「どこまで」、「どうやって」やればいいのかって分からない!ですよね・・・。
学問なんで、深く知ろうと思えばどこまででも行けるし、でも正直そこまで知りたい訳でもないし。
一方で、本を読むだけで理解出来ているかって言われると、全然出来なくて・・・。

とにかく、統計の基礎を身に付けたいって思っていました。

そこで色々調べてみると、なかなかいい方法を見つけました!

今回僕がやった、統計の基礎を学ぶ勉強を紹介させてください!

 

統計検定が存在する

なんと世の中には統計検定という検定があります。統計検定は、4、3、2、準1、1級とあって、この中でも2級は
「大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。」
となっていて、これが統計の基礎レベルにぴったりなんです。

現在AIのブームもあって、少しずつ認知度が上がってきた様に感じます。
Twitterでもちらほら受験している人を見かけます。

統計検定2級の内容と難易度

・試験形式:マークシート
・問題数:35問程度
・試験時間:90分
・合格水準:100点満点中70点

試験の内容はすべて選択式のマークシートです。ただ、電卓を用いた計算をしないと答えは分からないレベルです。

合格率はおおよそ40~50%なので、勉強しないと合格点には届きません。

そのため、事前にしっかり準備をして臨んでください。

 

統計検定2級の主な出題範囲

・記述統計
・単回帰分析
・重回帰分析
・確率モデル
・推定と検定

個人的には、推定と検定を理解するのが統計の基礎レベルだと思っています。
この検定ではしっかりカバーしていています。

 

統計検定2級のメリット

  • ビジネスで必要な統計を網羅している
  • 結果が数値で分かる
  • いつでも受験可能(CBT方式あり)
  • テキストが揃っている(過去問、教科書がある)
  • ネットで十分な情報が手に入る

それなら上記の出題範囲だけ勉強して、統計検定2級は受けなくていいんじゃない、という方もいると思います。
でも、理解したかどうかを確かめるのって重要じゃないですか?
もし身に付ける事が目的であるなら、問題を解くことをやった方がいいです。

自分の力がはっきりします。

 

またCBT方式がありいつでも受験可能です(CBTとはネット上での試験のことです。試験会場に行ってPCでテストを受けます。試験日の候補が多く、いつからでも勉強がスタート出来ます)。

そして公式のテキストや過去問があり、またネットでも情報が手に入るため独学しやすいです。

勉強方法は初期費用ゼロから

それでは勉強方法です。はっきり言って過去問以外であればすべて無料の教材でOKです。

まずはこちらのサイトで勉強を始めてください。

これがタダなの?ってレベルで分かりやすく書かれています。

しかも、このサイトは統計検定2級レベルで書かれているため、ここに書いてある事を理解すれば統計検定2級は受かります!

 

「統計WEB 統計の時間」を見てみる

 

 

次はこちらのサイトにある表をすべて覚えましょう!

ここにまとまっている、分布とその期待値と分散は基礎の基礎です(問題を解くのにも使う)。

それをこれだけ綺麗に関係性をまとめてくれています

自分でまとめると結構大変ですが、分かりやすくまとまっているので活用してください。

 

「確率分布・検定一覧のブログ」を見てみる

 

 

YouTubeも活用した方がいいです。オススメはヨビノリさんの講義。

こちらでは初めは分かりにくい、推定・検定について分かりやすく解説してくれています(ボケもおもしろい)。

 

資格勉強法の最後は過去問

基礎的な勉強は上のやり方で十分です
最後は過去問を解いて理解しているかを確認すればいいと思います。
ここの問題を解きながら実際に使うイメージを付けると現場でも使える知識が身につくと思います。

一応テキストもあるのですが、正直なくてもOKです。僕は使いませんでした。

 

はっきり言って、過去問はやった方がいいです。
自分のレベルがはっきりするので。
僕は最初に過去問やって、全然出来なくて自分の出来なさにびっくりしました。

 

オススメの参考書

上記までの資料を使えば、統計検定は絶対受かります。

ただ、受かることが目的じゃない人もいるはずです。

そこで、僕が読んで参考になった本を紹介しておきます。

 

本来は検定まで学んだ後に、実験計画法まで学びたいものです。

でも、実験計画法って分かりにくい・・・。

そんな時は下の一冊目(左側)をおすすめします。

統計の基礎的な所から話が始まり、実験計画法まで解説してくれています。

大学で論文を書く事がベースになっているため、使い方も分かります。

 

二冊目(右側)は、仕事で統計を使うイメージがつかない人にオススメです。

こちらは競合が現れたハンバーガーショップが、競合に勝つために統計を使うストーリーです。

基礎を身に付けたら、次は・・・

上記の勉強をすれば統計の基礎を習得出来ると思います。
僕は会社で偉くなったら、新入社員全員に統計検定2級を受けさせたいと目論んでいます。
それくらいしっかり基礎をカバーしていると思っています(というか、これくらい知っとけと)。

最後に基礎を身に付けた後に僕がやった事を紹介します

①QC検定の勉強をした
②AIの勉強をした

 

QC検定の勉強をした

QCとは、Quality Controlのことで「品質管理」を表します。

この品質管理って製造業の人には必須の考え方なんです。
その品質管理を検定にしたのが「QC検定」です。
この中のQC検定2級ですが実は統計については統計検定2級の範囲とほぼ同じなんです。
それを実際の現場で起こりそうな場面を想定して問題が作れれているので、非常に勉強になります。

製造業で働いている方は是非受験してみてください。

 

「QC検定」について見てみる

 

AIの勉強をした

もう一つはAIの勉強をしました。
僕はもともと機械学習やディープラーニングを仕事で使いたいと思っていました。
そのため、まずプログラミング(Python)を勉強して、機械学習やディープラーニングを使える様にしました。
少しでもみなさんの参考になればと思います。

 

「AIを勉強した話」はこちら

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