僕は製造業で働いています。
そのため、毎日「品質・環境・安全」には気を配って働いています(いわゆるISOですね)。
その品質に関係する検定「QC検定2級」を勉強して、合格しました。
そのため、毎日「品質・環境・安全」には気を配って働いています(いわゆるISOですね)。
その品質に関係する検定「QC検定2級」を勉強して、合格しました。
QC検定は「品質管理」に関する検定で、正直製造業の人なら知っておかないといけない項目をしっかり網羅してくれています。
特に技術系の新入社員や間接部門の方が「製造業の品質」を理解するにはとても良い教材になります(3級でも十分)。
特に技術系の新入社員や間接部門の方が「製造業の品質」を理解するにはとても良い教材になります(3級でも十分)。
ということで、今回はそのQC検定2級に最短で合格する勉強法をご紹介します。
大切なのは今の状態
僕が勉強した期間は2週間です。
しかもやったのは過去問だけ。
しかもやったのは過去問だけ。

なんやえらい簡単なテストやな
チッチッチ、実はこれには訳があります。
僕にはQC検定を最短で合格する準備が出来ていました。
僕にはQC検定を最短で合格する準備が出来ていました。
①統計の知識がある ②品質管理を業務としている
これが前提としてあったので、過去問を解いて復習をするだけで合格出来ました。
実はこれ狙い通りでした。
僕は仕事で品質管理を使っています。
それに加えて、このQC検定の前に「統計検定2級」の勉強をしていました。
この統計検定2級はQC検定2級の範囲に丸かぶりしているのです。
そのため、僕がQC検定のために勉強したのは「実験計画法」だけでした。
後は、過去問を解いて問題のクセや抜けている所を補えば終わりでした。

えっ、統計も品質管理の知識もないねんけど
という方は、めっちゃ頑張って最短で1ヶ月だと思います。
ただし、それでは合格するだけで身につかないと思います。
そのため、3ヶ月はやはり必要です。
ただし、それでは合格するだけで身につかないと思います。
そのため、3ヶ月はやはり必要です。
上記の様に受ける方の知識量によって勉強する事が変わります。
統計の知識あり+品質管理をした事がある⇛過去問解くだけでOK(1~2週間)
統計の知識あり+品質管理をした事がない⇛過去問解くだけでOK(1~2週間)
統計の知識なし+品質管理をした事がある⇛統計の勉強+過去問(4~12週間)
統計の知識なし+品質管理をした事がない⇛統計の勉強+過去問(6~12週間)
統計の知識あり+品質管理をした事がない⇛過去問解くだけでOK(1~2週間)
統計の知識なし+品質管理をした事がある⇛統計の勉強+過去問(4~12週間)
統計の知識なし+品質管理をした事がない⇛統計の勉強+過去問(6~12週間)
QC検定の構成
QC検定は品質管理の「実践」と「手法」に分かれています。
これを問題形式に分けると下記の様になります。
これを問題形式に分けると下記の様になります。
実践:読解問題
手法:計算問題(統計学)
手法:計算問題(統計学)
正直な話、実践の方は品質管理を知っている人であれば余裕です。
また知らない人でも常識の範囲である程度解けてしまいます。
そのため、ここは過去問で十分です
(問題が実際の場面を想定しているので過去問解いた方が仕事で使える様になると思います)。
また知らない人でも常識の範囲である程度解けてしまいます。
そのため、ここは過去問で十分です
(問題が実際の場面を想定しているので過去問解いた方が仕事で使える様になると思います)。
大変なのは「手法」。
これはThe・統計学って感じの問題が出ます。
知らないと全く解けません。
そのため、自分がどれ位統計の知識があるか見極めるのが大切だと思います。
これはThe・統計学って感じの問題が出ます。
知らないと全く解けません。
そのため、自分がどれ位統計の知識があるか見極めるのが大切だと思います。
品質管理の手法:統計の勉強法
2つあります。
1つ目は、とにかく合格出来ればいいという人。
こんな人は下記の参考書を使ってください。もうそれでOK。
こんな人は下記の参考書を使ってください。もうそれでOK。
というのも、この参考書が受かればいいというスタンスで書かれているからです。
暗記型の受験勉強の様なイメージです。
もう1つは統計をちゃんと理解する方法です。これが大変。
でも、ご安心を。いい方法があります。
それは統計検定2級の勉強法を使うって事。
なぜなら、QC検定の統計学の範囲って、「統計検定2級+実験計画法」だから。
でも、ご安心を。いい方法があります。
それは統計検定2級の勉強法を使うって事。
なぜなら、QC検定の統計学の範囲って、「統計検定2級+実験計画法」だから。
では、具体的な方法です。
まず下記のサイトを使って勉強してください。
こちらは統計検定2級用のサイトですが、解説が分かりやすく、練習問題もあって、しかも無料です。
まず下記のサイトを使って勉強してください。
こちらは統計検定2級用のサイトですが、解説が分かりやすく、練習問題もあって、しかも無料です。
そしてこれが終わったら、過去問で問題を解く練習をするのと、実験計画法の解き方を学んでください。
実験計画法は下記サイトにありませんが、統計の基礎を学べれば、過去問の解説で十分理解出来ます。
実験計画法は下記サイトにありませんが、統計の基礎を学べれば、過去問の解説で十分理解出来ます。
過去問について
過去問は最新のが毎年発行されているのでそちらを購入してください。
ただ、その年で傾向はありますが、似たような問題が出るので1,2年は古くてもOKです(友達からもらったものでもOK)。
また、問題数が多いので(100問前後ある)、一度解くのに時間がかかります。
そのため3回分解けば十分だと思います。
また、問題数が多いので(100問前後ある)、一度解くのに時間がかかります。
そのため3回分解けば十分だと思います。
QC検定のメリット
実務でごちゃごちゃしているのが体系的に理解出来る、ってことです。
資格って意味ないってよく言われますよね。
確かに資格取っても仕事で結果出せないと意味ありません。
ただ、体系的に理解が出来ると、人に教えやすくなります。
他の人が何を理解していないのかが分かりやすくなるし、説明も理解しやすく伝えれるでしょう。
個人的に資格が意味ないって言ってる人は、自分目線なだけだと思います。
確かに資格取っても仕事で結果出せないと意味ありません。
ただ、体系的に理解が出来ると、人に教えやすくなります。
他の人が何を理解していないのかが分かりやすくなるし、説明も理解しやすく伝えれるでしょう。
個人的に資格が意味ないって言ってる人は、自分目線なだけだと思います。
最後に
モノづくりっておもしろいです。色々な技術が入り組んでいて。
その中でも世の中は品質を求めているな、と感じます。
昨今、品質に関する不正が多く出ています。
QC検定を取れば不正がなくなるとは言いません。
ただ、品質って勉強するもんだって思ってもらえればなと思います。
昨今、品質に関する不正が多く出ています。
QC検定を取れば不正がなくなるとは言いません。
ただ、品質って勉強するもんだって思ってもらえればなと思います。
次は1級かなー。でも面接あるんだよなー・・・