仕事で結果を出せない人は「ベター論」を捨ててみて

仕事をやっていると、「あぁ、上手く出来てないなー」って人を結構見かけます。

特に典型的なのは言われた事しか出来ずに、自分の枠の中でしか発想をしていない人。

もう少し考えようよ、と周りから思われてしまっています。

 

また逆にいつも言う事が適切で結果を出せる人もいます。

困った時にこの人に聞けば、とりあえず進む。

みんなが立ち止まった時に先に進めるような提案を出せる人っていませんか?

 

この人達の違いは何なんでしょうか?

正直ずっと気になって、打ち合わせの度に注目して観察していました。

また、自分の発言にも注目して、どんな事を言えば影響を与えるのかを考えていました。

 

そんな中で共通点を見つけました。

今回はその共通点を自分なりの言葉でまとめました。

どんな仕事をされている方にも参考になると思います。

あと、特に発想が必要な職業にも有効な考え方です。

 

是非読んで参考にしてみてください。

 

思考の方向が違う

「ベター論」

これは僕が勝手に作った言葉です。
この「ベター論」が、結果を出せるか出せないかを決めているなと思っています。

 

どっちがいいのか、って大切ですか?

僕は製造業のスタッフとして働いています。

その中の会話で良く出るものとして、
「この改善やった方がいいですか?」、「どっちの条件がいいと思う?」
といった選択式の疑問があります。

多くの人がこの質問に対して、当たり前により良い方を選択しようとします。
例えば、理論的に、統計的に、経験的に。
ただ、ちょっと待って欲しいです。そもそもその質問自体が効果的なのでしょうか?

 

「ベター論」とは

僕が言っている「ベター論」は、

「どっちがいいのか(ベターな方)ばかり考えて、本来の目的を忘れたり、実はやりたい事が明確になっていなかったりする事」を表しています。

簡単に言うと、

ベターな方は何かばっかり考えて、ベストな状態を忘れている状態の事です。

 

周りであった実例

製造業なので機械と人を管理する事が、色々な面で大切です(例えば品質とか)。
そのため、点検項目をチェックリストにして、作業員の方に点検してもらっています。

 

その状況の中、工場の偉い人は、
「点検項目が多く、記入が面倒くさいから、タブレットで入力出来る様にしよう」と指示出しました。

「すごい便利にならない?最先端じゃない?」と。

確かに最先端(っぽい)で便利だと思います、手書きよりは。
そして、確かに今よりは良くはなっています(ベターな方法)

ただ、僕がその後に言った事は、
「その点検は人がやる必要なくないですか?」。
ベストなのは、やり方が良い・悪いではなく、そもそもその点検をなくす事。

結局、点検するメーターの値を自動で取り込んで、自動判定するようにして点検をなくしました。

 

対策は、一歩引いてみること

みんな目の前にある道の先を見て、ベターにしようと考えます。
目の前にはその道しかないと思っているから。
そして少しでも良くすればきっとベストに辿り着くとも思っている。

でもね、大切なのはベターな選択をする事じゃなくて、ベストな状態/理想の状態を考える事だと思うのです。

 

僕が仕事でいい事言ったなーと思った時は、だいたいこの考えを使ってきました。

最後に、もし上記の状態が訪れたら下の図を思い出してほしいと思います。
目の前の質問には限られた選択肢しかないかもしれないけど、

一歩引けばいっぱい選択肢はあるって図です。

ベターな方を選ぶだけじゃなくて、ベストに向かおう。

 

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一歩引いてみて
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