よく色々な人がやっている企画を自分でもやってみようと思いました。
僕は本を読むのが好きなんで、今年読んだ本の中でオススメしたい5冊を選んでみました。
ちょっとタイプの違う5冊になってしまったし、今年発売じゃない本もあるし、めっちゃマイナーな本もありますが、自分にとっていい本で、他の人にも読んで欲しいと思う物をチョイスしました。
「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
会社でみなさんは何に気をつけていますか?
僕は「成果を上げる」ことだけに注力してきました。
まぁ、まだ若かったし、実力を付ける事が最優先だったこともあるので、とにかく自分に力を付け、結果を出すことばかり考えていました。
ある程度実力が付いた今、何に注意して仕事をしようかなと思った時にこの本を読んで、会社でのあり方を考え直す事が出来ました。
実力が付くと存在感が増します。
その存在感を上手く使って、会社にとって、同僚にとって有意義な存在になるためには、「礼儀正しさ」がいるなと感じさせてくれる本でした。
すでに礼儀正しい人には不要かもしれませんが、組織に属す、組織に関わる人なら読んで損はないと思います。
天才を殺す凡人
この本は2019年発売で、結構人気が出た本です。
会社には「天才、秀才、凡人」がいて、その3者は活かし合う事も、殺し合う事も出来ると解説している本になります。
文章はストーリー形式になっているため読みやすいと思います。
人間関係を3つのタイプから解説しているのは非常に参考になると思います。
ちょっとここで注意なのは、「天才、秀才、凡人」は、個人の状態を表すものだと思った方がいいです。
例えば、ある打ち合わせで画期的なアイディアを言った時は「天才」の状態です。
そのため、そのアイディアに対しては、「天才」としての対応がなされます。
多くの人は「凡人」です。
だから、凡人の事だけ知っておけばいいと思いがちですが、そうではなくその都度状態が変化して、それに合わせた関係が生まれると知っておけば、「なんで今は上手くいかないのか?」というのが分かってくると思います。
おもしろい本です。おすすめ。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資
今年新たに挑戦した事として、「投資」があります。
投資には色々あり、自分は何がやりたくて、何が合うのかを結構悩んで調べました。
その中で、非常に参考になった本になります。
結構SNSで有名な本で、読まれた方も多くいらっしゃるかもしれません。
「米国株投資なんて、スタバでフラペチーノ飲むくらい簡単」という格言が生まれたのもこの本です。
僕は今は米国高配当ETFしかしていませんが、来年は個別株にも挑戦したいと思っています。
老後資金2,000万円問題が生まれた2019年。お金の知識は今まで以上に必要になるなと思っています。
自分の人生の選択肢の一つにしてもいいのかなと思います。
5Gビジネス
これは時代の変化を知ると同時に、自分の仕事にも関係があるために読んだ本です。
「そろそろ来るぞ」って言われている5G。
何が来んねん?、そもそも5Gってなんやねん、という疑問にちゃんと答えてくれる本です。
こちらの本は、オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTubeでも紹介された本です(僕は本読んでる途中でこの動画を見て、続き読む気を失いました)。
動画でももちろん分かりやすいですし、本にはより詳細にか書かれています。
来年はこの5G技術に振り回される一年になって欲しいですね。
技術者の意地
では、最後に紹介するのは、おそらく誰も知らないと思われる本です。
僕は製造業で働いています。
その中で品質を考えるのは非常に重要な仕事となっています。
昨今、製造業の品質モラルが崩壊気味になっている事や、コピーしやすい世の中になった事を考えると品質を確保する事は非常に企業の価値を上げる事と一致します。
この思いがあった中で、出会ったこの本は「タグチメソッド」と呼ばれる手法をどのように活用するか書いた本になっています。
品質の一番大切なことは何なのかを教えてくれる名著だと感じました。
是非、製造業の方は読んでほしいなと思います。
ちなみにこれに関したブログも書いてます。